よく熟したバナナが1本あったら、バナナスコーンを焼いてみませんか。フォークで粗くつぶしたバナナと牛乳でまとめた生地は、甘い香りでふんわりしっとりした焼き上がり。切り落とした生地は、好きな具をあれこれ混ぜて、小さい気まぐれスコーンに。今回はカシュー・チェリー・チョコ・バナナスコーン…!実は1番生地のスコーンよりちょっと贅沢だったりします。
バナナスコーン
材料
- 薄力粉または中力粉 200g
- きび砂糖 25g
- 塩 ふたつまみ
- ベーキングパウダー 小さじ2
- 無塩バター 50g
- 完熟バナナ 1本(約90g)
- レモン汁 小さじ1
- 牛乳 50㏄
下準備
- バターは1cm角に切って冷蔵庫に冷やしておく。
- バナナはフォークで粗くつぶし、レモン汁をまぶす。牛乳と合わせておく。
- 天板にオーブンシートを敷く。
- オーブンの予熱は200℃に。
作り方
- ボウルに薄力粉、きび砂糖、塩、ベーキングパウダーを合わせて、泡だて器で混ぜ合わせる。
- バターを加え、カードで粉とバターを切り混ぜる。
- バターが細かくなってきたら、指先で粉とバターをこすり合わせるようにしながらバターの粒をさらに細かくする。さらさらのパン粉のような状態に。
- バナナ+牛乳を加え、カードでざっと切り混ぜるようにして生地をまとめていく。この時点で粉っぽさが残っていても大丈夫。打ち粉をふった台に生地を移す。
- 手のひらかめん棒でかるく伸ばし、カードで生地を半分にカットして重ねる、といった作業を数回繰り返す。
- 生地を厚さ2~3cmぐらいにのばす(写真はおよそ10cm×15cm、厚さ2.5cm)。ラップで包んで冷凍庫で30分~1時間ほど休ませる。
- 生地をナイフでカットする。カットした断面には触れないように気を付ける。
- カットして余った2番生地はこねずに、お好みの具を挟むようにして重ねてカットする。
- 天板に並べ、好みで表面に牛乳か溶き卵(分量外)を塗り、200℃に予熱したオーブンで12~15分ほど焼く。
アドバイス
- バナナは完熟のものを使用します。バナナの水分で生地がベタつきやすいので、牛乳の量は控え目にしています。
- 全粒粉を少し加えたり、オートミールやココナッツフレークをまぶして焼いても美味しいです。
- 2番生地で作る気まぐれスコーンは、お好みのドライフルーツやナッツ、チョコレートなどを挟んでみてください。小さくカットするので、2~3分早めにオーブンから取り出します。
基本の作り方はこちらでさらに詳しく⇩
バナナの風味がしっかり感じられるので、クリームやジャムは不要。焼き立てをそのまま頬張るのが最高です。サワークリームに生クリームを少し混ぜ合わせた軽い酸味のクリームや、メープルシロップをかけても美味しくいただけます。
気まぐれスコーンのほうは、形を気にせず、好きな具を好きなだけ挟んで焼いてくださいね。作った人のお楽しみ。気軽につまめるミニサイズがオススメです。