昔、パリの南仏料理店で食べて以来、すっかり気に入っている料理です。クスクスとたっぷりの夏野菜、にんにくとバジルの風味がきいた柔らかなイカの組み合わせ。松の実の香ばしさ、レモンの爽やかさもプロバンスらしいポイントです。クスクスは茹でずに戻せる便利な極小パスタ。この手軽さが夏にはありがたいですね!
イカと野菜のクスクス バジル風味
材料(4人分)
- イカ 中サイズのもの2杯
- にんにく 1かけ
- バジル 1パック分
- 白ワイン 大さじ3~4
- ズッキーニ 1本
- パプリカ 1個
- 松の実(あれば) 大さじ2
- クスクス 150g
- オリーブオイル 大さじ1
- レモン汁 大さじ2
- 塩こしょう 適宜
作り方
- 耐熱容器にクスクスを入れ、熱湯150㏄+塩小さじ1/2+オリーブオイル大さじ1(すべて分量外)を加えて混ぜ、ラップをしてレンジで3~4分加熱する。5分ほど蒸らしたらフォークでよくほぐす。
- イカはワタを取って皮をむき、1cm幅に切る。足も適当に切る。にんにくはつぶし、バジルは枝と葉に分ける。きれいな葉を飾り用にとっておき、それ以外はせん切りにする。
- ズッキーニとパプリカは5mm角のさいの目に切る。フライパンにオリーブオイル(分量外)を熱し、ズッキーニとパプリカをソテーする。塩こしょうで味を整え、歯ごたえが残る程度で火を止め、松の実を合わせる。
- 3を1のクスクスに加えてよく混ぜ合わせ、オリーブオイル、レモン汁、塩こしょうで味を整える。
- フライパンにオリーブオイル、にんにく、バジルの枝を入れて火にかけ、焦がさないように気を付けながら香りを出す。イカを加えてソテーし、白っぽくなったら白ワインを加えて強火にする。アルコール分がとんだら塩こしょうで味を整え、バジルのせん切りを加えて火から下ろす。
- 4を皿に盛り、その上にイカのソテーをのせ、フライパンに残った白ワイン+焼き汁をかける。飾り用のバジルの葉をあしらう。
アドバイス
- イカは身の柔らかいヤリイカや剣先イカがおすすめです。
- 大皿に盛るも良し、個々のお皿に盛るも良し、ビストロ風にセルクルで抜いても素敵です。セルクルにクスクスを詰める際は、ヘラやスプーンでギュッと押し付けるようにするとキレイに抜けます。
主食にもなり、サラダのベースにもなる重宝なクスクス。
ミントたっぷりのタブレも夏に常備したいサラダです。
クスクスがイカと白ワインの旨みをたっぷり吸って、美味しさもさらにアップ。クスクスはお腹の中でさらに膨らむのか(?)結構満足感もあり。よく冷えた白ワインがすすみます!