くるくるの渦巻き模様と、ふわっと広がるシナモンの香りが魅力のシナモンロール。本来はパン生地で作りますが、実はスコーン生地でも美味しく作ることができます。発酵具合を気にしなくてもいいので、とっても手軽。丸型で大きく焼くことで、外側はスコーンらしくサクッと、中は意外なほどふわっふわです。お好みで、クリームチーズのフロスティングをたっぷりつけてどうぞ!
シナモンロール・スコーン
材料(直径18cmの丸型1台、スコーン7個分)
- 薄力粉(または中力粉) 250g
- きび砂糖 30g
- 塩 ひとつまみ
- ベーキングパウダー 大さじ1
- 無塩バター 60g
- 牛乳 100㏄
- ヨーグルト 20g
【フィリング】
- グラニュー糖(またはきび砂糖) 大さじ2
- シナモンパウダー 小さじ2
- 溶かしバター 大さじ1~2
下準備
- バターは1cm角に切って冷蔵庫に冷やしておく。
- 牛乳とヨーグルトを混ぜ合わせておく。
- フィリング用のグラニュー糖とシナモンパウダーを合わせておく。
- 丸型にパターを塗っておく。
- オーブンの予熱は190℃。
作り方
1.ボウルに薄力粉(または中力粉)、きび砂糖、塩、ベーキングパウダーを合わせて、泡立て器で混ぜ合わせる。
2.バターを加え、カードで粉とバターを切り混ぜる。
3.バターが細かくなってきたら、指先で粉とバターをこすり合わせるようにしながらバターの粒をさらに細かくする。バターが溶け出さないうちに素早く!さらさらのパン粉のような状態に。
4.牛乳とヨーグルトを混ぜ合わせたものを加える。カードでざっと切り混ぜるようにして生地をひとまとめにする。粉っぽさが残っていても大丈夫。
5.打ち粉をふった台に生地をのせる。めん棒でかるく伸ばし、生地を3つ折りにする。再びめん棒でかるく伸ばして90度向きを変え、3つ折りにする。この作業を3回繰り返す。
6.生地を20cm×25cmくらいに伸ばす。生地の向こう側の2~3cmを残して溶かしバターを塗り、混ぜておいたシナモンシュガーをふる。手前からくるくると巻き、ラップに包んで冷蔵庫で30分~1時間休ませる。
7.生地を7等分にナイフでカットする。丸型に並べて、190℃に予熱したオーブンで18~20分ほど焼く。
アドバイス
- アイシングをかけると素敵ですが、時間が経ってから温め直すことを考慮して、フロスティングを別添えにしました。フロスティングはクリームチーズ50gとバター15gを室温に戻してから(またはレンジで柔らかくしてから)よく泡立て、粉砂糖15gを加えて混ぜ合わせます。
- 大きい丸型がない場合は、1個ずつ間隔を空けて天板に並べて焼いてください。焼成時間は15分くらいです。
- スパイスはシナモン以外に、ナツメグやカルダモンを加えるとぐっと奥行のある香りになります。
ちぎりパンのように大きい型でまとめて焼くと、1個ずつ焼くよりも釜伸びがよく、生地がふっくらします。パンに近いふわふわ感がありつつ、外側はサクッとして香ばしいところがやはりスコーンらしいところ。お好みでクルミやレーズン、プラリネなどを巻き込んでも美味しいです。紅茶はもちろん、コーヒーにもとてもよく合いますよ。休日の朝食やおやつに、ぜひ作ってみてくださいね!