古い抹茶の消費に、抹茶マドレーヌを焼きました。使い切りでたっぷり加えた抹茶のおかげで、何とも香り高い焼き上がりです。ふんわりした焼き立ても、しっとりとした翌日も実に美味。ポコッと割れば、目にも鮮やかな緑色です。
抹茶マドレーヌ
材料(シェル型8個分)
- 全卵 1個分(約55g)
- グラニュー糖 45g
- はちみつ 10g
- 牛乳 10g
- 薄力粉 50g
- 抹茶 5g
- ベーキングパウダー 小さじ1/3
- 無塩バター 50g
下準備
- 卵は常温に戻しておく。
- 薄力粉+抹茶+ベーキングパウダーを合わせてふるう。
- バターは湯煎かレンジで溶かし、保温しておく。
- マドレーヌ型にバターを塗る。
- オーブンの予熱は190℃。
作り方
- ボウルに卵を割りほぐし、グラニュー糖を加えてよくすり混ぜる。はちみつを加えて混ぜ、牛乳も加えてなじむまで混ぜる。
- ふるった薄力粉+抹茶+ベーキングパウダーを加え、泡立て器で大きくぐるぐると混ぜ合わせる。
- 粉っぽさがなくなったら、溶かしバターを2~3回に分けて加え、そのつど泡立て器でぐるぐる混ぜてなじませる。
- ラップをかけて冷蔵庫で休ませる。少なくとも1時間以上。理想は3時間ほど。
- 休ませた生地を、スプーンか絞り出し袋で型の8分目ほど入れる。190℃に予熱したオーブンで10~12分焼く。
- ぷくっとふくらんで美味しそうな焦げ目がついたら焼き上がり。そっと型から外し、ケーキクーラーにのせて冷ます。
アドバイス
- マドレーヌ生地は、必要以上に混ぜないことがポイントです。それぞれの工程で、材料が混ざりあえばOK。特に粉を入れてからは、混ぜすぎると膨らみが悪くなるので注意してください。大きくぐるぐると混ぜて粉気がなくなる程度で大丈夫です。
- 焼く前に生地を十分に休ませることで、おなかぽっこりのマドレーヌになります。
- 生地を冷蔵庫で休ませる前に、絞り出し袋に入れておくと便利です。焼く時には、絞り出し袋の先をカットして型に絞り入れます。
- 焼成温度と時間は、オーブンの種類や型の素材によって結構変わります。マドレーヌの焼き色具合をよく見ながら調整してください。例えばうちのオーブンの場合は火力が強いので、190℃で8分焼いた後、170℃に下げてさらに4分焼いてちょうどいい具合です。おうちのオーブンで何度か焼いてみて、ベストな焼成温度と時間を探ってくださいね。
- マドレーヌの型は素材によって、何も塗らなくていいもの、バターやオイルスプレーが必要なもの、バターを塗った上に強力粉をはたく必要があるもの、と様々です。シリコン樹脂加工のものが使いやすくておすすめです。
バター×抹茶のコクと、しっとりとした密な食感。シンプルながら、深みのある味わいのマドレーヌです。
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