ご無沙汰しております!気がつけば桜満開、春爛漫🌸この時期に合わせて桜の焼き菓子をアップするべく、桜の花の塩漬けやら桜餡などを買い込みましたがなかなか手が回らず…。この調子では時機を逸しそうなので、埋もれつつある昨年の桜スコーン&桜マフィンを再掲載させていただきます(^^)。コロナでお花見はちょっと…という時こそ、おうちで桜の香りいっぱいの焼き菓子はいかがでしょうか。
桜スコーン
材料(直径5~6cmのスコーン6~7個分)
- 薄力粉または中力粉 200g
- きび砂糖 25g
- ベーキングパウダー 小さじ2
- 無塩バター 50g
- 牛乳 40g
- ヨーグルト 40g
- 卵 40g+照り卵用適宜
- 桜の花の塩漬け 30g+飾り用適宜
【桜あんクリーム】
- 桜あん 50g
- 生クリーム 50㏄
下準備
- バターは1cm角に切って冷蔵庫に冷やしておく。
- 牛乳とヨーグルトと卵を混ぜ合わせておく。
- 天板にオーブンシートを敷く。
- オーブンの予熱は200℃。
- 桜の花の塩漬けは5分ほど水に浸し、軽く塩抜きをする。水気をよく切り、きれいなものは飾り用にし、残りはみじん切りにする。
作り方
- ボウルに薄力粉、きび砂糖、ベーキングパウダーを合わせて、泡だて器で混ぜ合わせる。
- バターを加え、カードで粉とバターを切り混ぜる。
- バターが細かくなってきたら、指先で粉とバターをこすり合わせるようにしながらバターの粒をさらに細かくする(rub inと呼ばれる作業で、バターが溶け出さないうちに素早く!)。さらさらのパン粉のような状態になったら、桜の花のみじん切りを加えて混ぜ合わせる。
- 牛乳+ヨーグルト+卵を加え、カードでざっと切り混ぜるようにして生地をまとめていく。
- 打ち粉をふった台に生地をのせる。綿棒でかるく伸ばし、カードで生地を半分にカットして重ねる、といった作業を2、3回繰り返す。
- 生地を厚さ2~3cmぐらいにのばす(写真は約12cm四方、2.5cmの厚さ)。このまますぐに型で抜いて焼成してもよいが、生地の立ち上がりを美しくしたい場合は、ラップで包んで冷蔵庫で1時間~ひと晩、もしくは冷凍庫で30分ほど休ませる。
- 生地を型抜きする(カットした断面には触れないように気を付ける)。残った生地は手早くまとめ直して同様に抜き、さらに残った生地は丸くまとめる。
- 天板に並べ、表面に溶き卵を塗る。飾り用の桜をのせ、その上に刷毛でもう一度軽く溶き卵を塗って生地に密着させる。200℃に予熱したオーブンで15分ほど焼く。
基本のスコーンの作り方はこちらでさらに詳しく⇩
アドバイス
- 桜の花の塩漬けは、あまり長く水に浸さないように。スコーンは少し塩気があっても美味しいので、塩抜きは軽く(5分くらい)で大丈夫です。
- 桜あんが手に入ったら、ぜひ桜あんクリームを作ってみてください。ボウルに生クリームを7~8分立てに泡立て、生クリームと同量の桜あんを加えてよく混ぜ合わせます。
こちらの桜あんを使っています。国産原料使用で香りよく色もきれいです。春のお菓子作りに!
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桜のいい香りと塩気のきいたスコーンは、あんバターでいただいても美味!あんこをたっぷりはさんで、冷たいバターを厚切りでどうぞ。
見た目にも、味も香りも春ならではの桜スコーン。桜の季節にぜひ作って、春を味わってくださいね!
桜マフィン
材料(6個分)
- 無塩バター 60g
- 塩 ひとつまみ
- きび砂糖 60g
- 卵 1個(L玉)
- 薄力粉 140g
- ベーキングパウダー 小さじ1と1/3
- 牛乳 80㏄
- 桜あん 60g
- 桜の花の塩漬け 25g+飾り用適宜
【フロスティング】
- クリームチーズ 80g
- 桜あん 60g
- 粉砂糖 小さじ2
下準備
- バターと卵を室温に戻す。
- 薄力粉とベーキングパウダーを合わせてふるう。
- マフィン型に紙カップを敷く。
- オーブンの予熱は180℃に。
- 桜あんは6等分し(1個10gくらい)、軽く丸めておく。
- 桜の花の塩漬けは5分ほど水に浸し、軽く塩抜きをする。水気をよく切り、きれいなものは飾り用にし、残りはみじん切りにする。
作り方
- ボウルに柔らかくなったバターを入れて、泡立て器でクリーム状に練る。
- 塩ときび砂糖を加え、白っぽくなるまでよくすり混ぜる。
- 溶いた卵を3回に分けて加える。分離しないように気をつけながら、卵を加えるたびに泡立て器で手早く混ぜ合わせる。
- 桜の花のみじん切りを加えて、よく混ぜ合わせる。
- 合わせてふるっておいた薄力粉+ベーキングパウダーの1/3量を加え、ゴムベラで底からすくうようにざっくり混ぜる(粉気が残っていても大丈夫)。
- 牛乳の半量を加えて、同じように混ぜる(水気が残っていても大丈夫)。再び粉の1/3を加えて軽く混ぜ、残りの牛乳を加えて軽くなじませ、最後に残りの粉を加えたら、粉気がなくなるまでしっかり混ぜる。
- マフィン型に生地を半分ほど入れ、その上に桜あんを10gくらいずつのせる。
- 7の上に残りの生地を入れる。
- 180℃のオーブンで20~25分ほど焼く。焼き上がったら、粗熱がとれるまで型に入れたまま冷ます。
- フロスティングを作る。クリームチーズ、桜あん、粉砂糖をボウルに入れ、ハンドミキサーでふんわりするまで混ぜる。
- 冷めたマフィンに、フロスティングをたっぷりと塗る。桜の花を飾る。
アドバイス
- フロスティングはたっぷり塗ると、ケーキのようなリッチな美味しさになります。
- 桜あんは生地に混ぜ込んでしまってもいいですが、センターに入れると存在感が出ます。桜あんがない場合は、あんこに桜の花の塩漬け(塩抜きして刻んだもの)を混ぜたものでも美味しいですよ。
春らしく、少しおめかしした桜マフィン。しっとりふんわりしたマフィン生地と、ほんのり塩味のする桜あん、なめらかなフロスティング。ひと口で、桜の香りがふんわり広がります。