「フロマージュ・ブラン」は、フランスでポピュラーなフレッシュチーズ。軽い酸味と濃厚なミルクのコクがとても美味しく、砂糖やはちみつ、ジャムをかけるだけで、食後のちょっとしたデザートになります。生乳を乳酸菌で固めて水を切っただけのものなので、ヨーグルトを水切りするだけで似たようなものが作れます。シンプルゆえに用途がとても広く、いろんなお菓子や料理に展開できるのも魅力。まずは気軽に作ってみましょう。

自家製フロマージュ・ブラン

材料(出来上がり約250g)

プレーンヨーグルト     400g(1パック)

生クリーム(お好みで)   100㏄

作り方

  1. ヨーグルトと生クリームを混ぜ合わせる。
  2. ザルにキッチンペーパーを敷き、1を入れる。写真のようにボウルなどに重ね、水分が落ちるようにする。ラップをかけて冷蔵庫で6時間~ひと晩おく。

アドバイス

  • 生クリームの量はお好みで調整してください(100~200㏄)。多いほどヨーグルトの酸味が和らぎ、口あたりもクリーミーになります。生クリームなしでも、さっぱりとしたコクが美味しいですよ。
  • 水切り時間が長ければ長いほど濃厚になる分、かさが減ります。ひと晩くらいがちょうどいいと思います。
  • 分離した水分は乳清(ホエイ)です。高たんぱく&低脂肪で栄養価がとても高いので、捨てずにスムージーなどに使ってくださいね。私はライ麦パンの仕込みに、水代わりに使います。軽い酸味がライ麦の風味とよく合い、パンもしっとりもちもちです。

出来上がったフロマージュ・ブランは、砂糖やはちみつ、メープルシロップやジャムをかけてどうぞ。食後にこんなデザートがちょっとあると、心が満たされますね。

赤いベリージャムのレシピはこちら⇩

次回はフロマージュ・ブランを使って、クレーム・ダンジュを作ります。ふわふわの絶品フレンチデザート。お楽しみに!

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