連日の猛暑で台所に立つのもだるくて億劫ですね。このところはさすがにオーブンから遠ざかっていましたが、こんな時にこそあれを!と思い立って久々に焼いてみました。やっぱり美味しい、レモンクッキー。サクサク感と甘酸っぱいレモンのグラサージュがたまりません。焼き立てがもちろん美味しいですが、真夏は冷蔵庫でちょっと冷やすと一段と爽やかな味わいで、本当にオススメです。
材料
無塩バター 85g
きび砂糖 30g
塩 ひとつまみ
卵 15g
薄力粉 140g
レモンピール(あれば) 15g
レモンオイル(あれば) 数滴
(レモンアイシング用)
粉糖 60g
レモン果汁 大さじ1
〈用意する道具〉
- フードプロセッサー
- 抜き型(お手持ちのもので。ここでは直径5cmの丸型)
- ポリ袋(Мサイズ)
- めん棒
〈下準備〉
- バターを1cm角にカットして冷やしておく。
- レモンピールをできるだけ細かくカットする。
〈オーブンの予熱〉 170℃
作り方
- フードプロセッサーに薄力粉、きび砂糖、塩を入れて数秒回す。角切りにした冷たいバターとレモンピールを加え、数回パルス(ON/OFFを細かく繰り返す)。粉チーズのようなサラサラした状態にする。
- 卵とレモンオイルを加えて、生地の状態を見ながらパルス。大体まとまったら生地は完成。
- ポリ袋に入れ、袋の上からめん棒をころがして厚さ3~4mmにのばす(生地面積の目安は25cm×20cmくらい)。冷蔵庫で3時間~ひと晩、または冷凍庫で1時間生地を寝かせる。
- ポリ袋を切り開いて、生地を型で抜く(なるべくすき間のないように)。残り生地もひとまとめにしてのばし、同様に型で抜く。
- クッキングペーパーを敷いた天板に並べ、170℃のオーブンで約15分焼く。
- 焼いている間に、粉砂糖にレモン汁を加え、よく混ぜ合わせてレモンアイシングを作る。
- 焼き上がったら、天板のまま2~3分おいて、アイシングをクッキーの表面に刷毛で塗る。再びオーブンに戻し入れ、3分ほど余熱でアイシングを乾かす。
アドバイス
- もちろんフードプロセッサーを使わなくても作れます。その場合、常温に戻したバターにきび砂糖と塩を加えて練り合わせ、卵を加えてすり混ぜ、粉を加えて切り混ぜます。詳しくは、リンツァークッキーの作り方を参照してください。くれぐれも、冷房の効いた部屋で作業してくださいね。
- レモンピールやレモンオイルはなくてもかまいません。かわりにレモン汁15gを卵と混ぜ合わせて加えてください。
- アイシングは必ずクッキーが冷める前に塗ってください。表面に塗る量は、薄くてもたっぷりでもお好みで。
おすすめのレモン果汁、ビアリッツ・レモン・プロフェッショナル。以前はプルコレモンという名で、すっぱ好きの間では有名でした。レモンの風味が濃く、これで作るレモネードは絶品。夏には欠かせません。