ヴァンショー(仏語)、グリューワイン(独語)、モルドワイン(英語)…、スパイスのきいた温かいワインはヨーロッパの冬の風物詩ですが、日本でもホットワイン(実は和製英語!)として定着しつつあります。肌寒い夜には家で気軽に楽しみたいですね。ワインに香辛料+フルーツ+甘みを加えて温めるだけなので手間もかかりません。塩味のオーツビスケットを焼いておくと、ワインやチーズもすすみます。ザクザクのしっかりした歯応えは市販品にない美味しさ。フードプロセッサーであっという間にできる、おすすめのヘルシークラッカーです。
ホットワイン
材料
- 赤ワイン 300㏄
- シナモンスティック 1本
- クローブ 2~3本
- 八角 1かけ
- 柚子茶やオレンジマーマレードなど 大さじ1~2
作り方
材料をすべて鍋に入れて火にかける。沸騰寸前まで温める。
アドバイス
- クローブや八角はなければ省いてもいいですが、加えるとぐっとスパイシーになります。ほかにも粒コショウやカルダモンなど、家にあるスパイスをいろいろ加えてみてください。
- 柚子茶やマーマレードで甘みと柑橘のテイストをプラスするのがポイント!なければグラニュー糖やはちみつで甘みをプラスし、オレンジやレモンのスライスや果汁を加えてください。リンゴを加えても美味しいです。
- ワインは安価なもので十分です。渋みの少ない、フルーティーなライトボディのものがおすすめです。
オーツビスケット
材料
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- オートミール 150g
- 薄力粉 40g
- きび砂糖 小さじ2
- 塩 小さじ1/3
- 無塩バター 40g
- 水 大さじ4~5
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作り方
フードプロセッサーにオートミール、薄力粉、きび砂糖、塩を入れてしばらく回す(オートミールの粒をできるだけ細かくする)。
角切りにした冷たいバターを加えて、数回パルス(ON/OFFを細かく繰り返す)。
粉チーズのようなさらさらな状態にする。
水を加えて、生地がひとまとまりになるまで様子を見ながらパルスする。
生地をポリ袋に入れ、めん棒で3mmくらいの厚さにのばす。
5cmくらいの型で抜く。ナイフで好みの大きさにカットしてもいい。フォークで突いて穴を開け、好みでブルーポピーシードやゴマ、岩塩などをふる。
180℃に予熱したオーブンで18~20分ほど焼く。
アドバイス
最初にオートミールの粒が細かくなるまで、長めにフードプロセッサーを回しましょう。
クリームチーズ+バナナのトッピング。ファイバーたっぷりで朝食やおやつにもいいですね。